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✏️Wisdom Log 【 東出昌大 × 関野吉晴・伊沢正名 】 はじめに

✏️今回のWisdom Log (知恵の記録)は、ReHacQ SPの【 東出昌大 × 関野吉晴・伊沢正名 】の対談を綴らせていただき、そして、保育者である私が保育の中でもつ、問い“Wonder”とつなげ、学びと最善の保育への旅を深めていきたいと思います。お付き合いいただければ幸いです。

✏️Wisdom Log 【 東出昌大 × 関野吉晴・伊沢正名 】
🆚今回の動画の対談者

東出昌大さん
俳優・猟師。映画『桐島、映画やめるってよ』でデビュー。山で狩猟生活を送るなど半農半Xの暮らしを営む。

関野吉晴さん
1949年 東京都墨田区生まれ。一橋大学〜横浜市大医学部を経て外科医師となる。学生時代よりアマゾン川を中心に南米その他世界各地への旅を続ける。
1993年 人類拡散のルートを遡行する「グレートジャーニー」の旅 約5万3千キロを踏破。その模様はフジテレビ系列で放送され注目を集める。
1999年 植村直己冒険賞(兵庫県日高町主催)受賞
2024年 映画『うんこと死体の復権』監督
現在は「地球永住計画」を主催し、講演会等で地球環境問題の発信を続けている。

伊沢正名さん
1950年 茨城県生まれ
1974年 し尿処理場建設に反対する住民運動に違和感を感じたことをきっかけに野糞を始める。
1975年 キノコ写真家としての活動を始め、キノコの他、コケ、変形菌、カビなどの撮影を続ける。
2024年 映画『うんこと死体の復権』出演
2026年1月までに累計野糞数1万7000回超 経験に基づいた野糞研究の第一人者
「日本のきのこ」(山と渓谷社)
『くう・ねる・のぐそ』(山と渓谷社)他 著者・共著者多数
・人類が忘れた“自然の時間”

東出さん
関野さんが、今、人類が忘れているものとして「自然の時間」ということをおっしゃっていたんですけど、私たち現代人が忘れている「自然の時間」とはどういうことでしょうか?

関野さん
「自然の時間」 これに対する言葉が「人間の時間」ですね。昔、少なくても石器時代には(縄文時代も含めて)自然の時間に合わせて人間が生きてきたと思うんですよ。ところが、農業がそのはじめだと思うんですけど、人間の都合で自然を色々操作をする、自然を改変することによって文明もできたし便利で快適で物質的に豊かな生活もできたんですけど、でもいろいろな負の面も出てきたわけですよね。
今、自然と共生するというけれども、本当に持続可能というんだったら一番大切なのは、自然の時間に合わせることが大切だと思うんですよね。人間の都合で自然を変えちゃっているけど、石器時代にはそれはなかったんですよ。自然の時間に合わせて暮らしてきたわけですよ。だから旬の食べ物しか食べないし、ましてや遺伝子組み換えなんて当然なかったわけだし。
それを解決するためにSDGs(持続的な開発目標)ができたわけです。SDGsはその17の持続的な開発計画を全部やったら素晴らしいんですけど、なんか足りないものがあるなと思っていたら、やっぱり国連主導、欧米人主体でつくったわけですから、欧米人ってやっぱり人間中心的な考え方があって、確かに生物多様性とか森林保護とか書いているんですけど、他の生き物たちをどうするか?そして、どうやって共生するか?ってことはあんまり書いてないんですよ。
チベットによく行くんですけど、チベットは祈りに満ちているんですよ。5人に1人がお坊さんだし、そこらじゅうにお寺があって仏塔があって、マニ石(祈りやマントラが書かれた石)があって。「なんでそんなに一生懸命祈ってるの?」と聞くと、1つは彼らは来世を信じている。より良き来世に行きたくて、餓鬼界とか畜生界とか修羅界、地獄界には行きたくないわけですよ。もう1つは、生きとしいけるもの全てが幸福になるようにって、他の生き物のことも考えているんですよ。
それは、例えば、日本の古い民話とかアイヌの民話とかを見ると、まさに同じような発想があるんです。自分たちは自然の一部だって。それはアメリカンインディアとか南米の民話にもあります。
ようするに、人間中心主義の人たちから見て遅れていると言われている人たち。東洋とか新大陸とか、そこに住んでいる人たちにそういう“他の生き物と生きていこうね”という考え方があるんですよ。
もう人間中心主義は勝手に行き詰まってくると思うんですよ。自然が壊れてくるわけですから。
今、動物がいっぱい死んでいるわけですよ。もちろん鳥も昆虫も減っている。昔の恐竜が滅んだ時と違うところがあって、ゾウ・ライオン・ヒョウ・ジャガー・ピューマ・オランウータン・ゴリラ・チンパンジー・シロナガスクジラ・ホッキョクグマとか、本当に強い動物ばっかり。オランウータンなんか絶滅寸前ですから。
それが恐竜以前にも5回「ビッグファイブ」といって絶滅期があったんですけど、その時は人間がいなかったので、原因は人間じゃないんですよ。自然環境、天候異変です。でも、今の状況は、昔の「ビックファイブ」に対して「ビッグシックス」と言ってるけども、それは全部人間の仕業です。
例えば、彼らの住処を台無しにしている。特に熱帯雨林の後退ですよね。それでオランウータンとか類人猿とか。あるいはサバンナの後退、ツンドラの後退、狩り過ぎ。特にサファリなんて、ただ遊ぶため、レジャーのために動物を殺すとか。あと、固有種じゃないものを持ってきて固有種を絶滅させちゃうとか。全部人間の仕業ですから。だからもうちょっと考えていかなきゃいけないと思う。
・今の現代人に足りない思想や考え方

東出さん
私も経済発展のなかでずっと違和感があって。人口減少してるのにこんなにビルを作って、新しいものを作らないと成り立っていかない、経済って発展しないからということだと思うんですけど、ただ、その欲求の膨張みたいなのには資源の限界もあるし環境の破壊もあるから無理だろうと思うんです。
今のこの現在人に足りない思想とか考え方というのはどういうことなんですかね?狩猟採集民とか縄文人とかマチゲンガ族の人たちが持っているけど、私たちが持っていない美徳みたいなものって、例えば言葉にするとどんな概念ですか?

関野さん
やっぱり自然を大切にしている。自然の恵みがあって我々が生きていく、もちろん、自然災害とか自然の脅威もあるけど、でも自然の恵みがないと生きていけないわけですよ。私たちが自然がないと生きていけないというのは、例えば食べ物を見てみると、全部生き物なんですよ。塩と添加物以外は。あるいは重金属。そういう悪いもの以外は全部生き物、細胞を食べているわけなんですよね。だから自然がないと生きていけないんですけど、、
問題は、実は、自然の方はどうか。 人間がいなければ生きていけないものって少ない。家畜とかあるいはペットとかは別ですけど、後、二次元を利用しているサルとかいるんですけど、そういう一部を除いて、人間必要ない、人間いない方が良いと思っている動物が多い。植物も含めて多いと思う。だから、もうちょっと謙虚に生きなきゃいけない。
よくこの映画の登場人物の舘野さんと話していて本当に害獣駆除とか、今クマとか猪とか言われているけれども、でも本当の害獣って何だろうか、って。この地球上で多分3000万種とかいる生き物の最大の害獣はどう見ても人間ですよね。
だから、もうちょっと遠慮して他の動物のことも考えて、人間中心主義じゃなくて、他の生き物のことも考えて生きなきゃいけないと思うんです。
でも、あまりにも野生動物を大切にしちゃうと神様になっちゃうんですよ。それも例えばシー・シェパード(反捕鯨団体) って暴力を使ってクジラとかイルカを守ろうというのも、僕はどうかなと思っていて、やっぱり節度もあってある程度、自分たちの自然に感謝しながら遠慮しながら、他の生き物も考えて一緒に生きないと、たぶん、この地球はやっていけないんじゃないかと思っています。
・知らなかった!?うんこの力

東出さん
以前、冒険家の角幡唯介さんとがその本の中で、極地探検に行く時にソリに食料とドッグフードを乗せて犬と一緒に極地を行くけれど、ただ、絶対に摂取カロリーが少なくなるから、先に太っておく、と。太ってスタートして旅の最初の頃は、排泄すると横の犬が自分の排泄物を食べようとする。まだ栄養があるから。でも旅が続いて自分も痩せ細って、食べてるけど排泄量の量が少なくなってくると、犬も見向きもしない排泄物になると言っていて。
先ほどおっしゃっていた自然との共生という言葉の中に、そして以前、関野さんがおっしゃっていた「ほどほどに」という言葉、それは昔の人の「足るを知る」という言葉の言い換えでもあると思うんですけれども。
今、経済活動があって、こうやって飲食店が溢れている新宿で肥満の方は非常に多いと思うんです。身ぎれいにして、ダイエットのためにジムに通いながらお金を払い続けて。たぶんその人の排泄物ってたぶんすごい栄養過多だと思うんです。そういう方達が水洗式トイレで流すばっかりでなく、まあ、生活様式をガラッと変えないと難しいと思うんですけど、野外では排泄することをしていった先にどういう未来があるんだろうと、私が想像した時に、伊沢さんがずっと排泄されている「プープランド」という名前の森があるとおっしゃっていて。
「プープランド」には排泄し続けることでどういう影響があるんですか?

伊沢さん
今回の映画でも調査したんですけど、最初に野糞の掘り返し調査をやったんですね。野糞をしてそれがどうなってるのかって。土に埋めたうんこを掘り上げてみていくと、前に調査した時と比べて分解するスピードが2倍になっていたんですよ。野糞をどんどんすることで土がどんどん元気になって分解力が高まるんですよ。私一人でも分解力が2倍に上がるほど元気になったわけですよ。そう考えたら、いかにうんこが自然にとって素晴らしい栄養源であるかそれを証明できちゃったわけですよ。
あと、映画の中で菌類研究者の出川洋介さんが出てきますけど、この方も何回もプープランドにきていろんな菌をとっているわけだけど、今回の映画で関野さんのうんこから世界で報告が2〜3例しかない菌を発見しました。
それ以前にも私のプープランドで世界にまだ4例しか記録がない珍しい菌が発見されたんですよ。その4例というのが最初が香港で、ジャワ島、アメリカ南部、台湾で、熱帯・亜熱帯にしかいなかった菌で、糞生菌なんですけども、酸素のない腸の中にいる菌なので酸素がなくても生きていける菌なんですよ。しかし、うんこと一緒に出てくると、次は酸素があっても生きていける菌なんですよ。生物は、酸素のない海の中で発生して、進化して陸の上に上がってきた、酸素を使うようになってきたでしょ。菌類の進化を調べるのに使われるのがこの菌。それがプープランドで見つかったので、菌類の方から見ても凄い場所なんですよ。
冬虫夏草というカマキリの卵嚢に入るキノコがいるんですけど、最初見つかったのが50〜60年前で奥秩父で1回だけ見つかったんですよ。それがプープランドに野糞をしに行ったら、目の前にそれが生えていたんですよ。出川洋介さんが同じ菌を箱根で見つけたんですけど、世界で3例目の発見がプープランドだったんですよ。だから、プープランドはいろんな菌がどんどん出てくるんですよ。
山の中腹にお寺があって、そこに椎茸の原生林があるんですよ。出川さんが調査でそのお寺の裏の現整理運とプープランドを調べたら、プープランドの方が生物層が3倍も豊かだったんですよ。そのお寺の裏の原生林とプープランドの何が違うかといったら、私がうんこしているかしてないかだけなんですよ。それぐらいうんこで自然が豊かになるんだと。
みんなね、「うんこって汚い」って。取材に来た時も、毎日野糞しているんだと言うと、臭い林だと思って来るんですよ。ところが行ってみると空気が美味くて、こんな環境が良いのかとみんなびっくりするんですよ。皆さんが考えているうんこの不衛生さ、汚らしさって全然自然の中では違うんですよ。もちろん出しっぱなしはまずいですよ。ちゃんと土に埋めているわけです。土自体が臭いも分解しちゃうんですよ。ちょっと埋めれば土をかければ臭わないんですよ。好気性分解の方が臭いを消します。
【好気性分解】・・・酸素を好む微生物(好気性微生物)が酸素を利用して有機物を分解するプロセス。この分解過程では、有機物が無害な水 (H₂O) と二酸化炭素 (CO₂) に分解されるため、環境に優しく浄化能力が高いのが特徴。
【嫌気性分解】・・・酸素を使わず、メタンガスや硫化水素などを発生させながら分解する。電力消費が少なく、発生したメタンガスをエネルギーとして回収できる利点がある反面、処理に時間がかかり、特有の悪臭が発生することがある。
皆さんの考えているうんこの不衛生さ、あれは人間の感覚、感情なんですよね。実際にやってみればわかりますけど全然違います。むしろ自然をどんどん豊かにする。だから私は人が作り出す最も価値のあるものはうんこと言ってるんです。こんな素晴らしいものはないって。それをみんなトイレで排泄して処理するために重油を使って燃やして二酸化炭素をガンガン発生させて、そして土に還さない。とんでもないことをやっているんですよね。
・現代人が気づかない“ぬるい毒”

東出昌大さん
気づかない毒といいますか、、、例えば、キャンプ場のオーナーと親しいんですけど、
県道からキャンプ場の看板が見えやすいように看板の下に除草剤を撒いているんですよ。除草剤を巻くとその除草剤の液に浸された昆虫は多分パタパタって道路で死んで、鳥は目がいいからその汚染された虫をついばんでいなくなってるんですよ。地元の農家のおっちゃんが最近は虫も鳥も減ったって言うんです。
みんな高速道路を使って地方のキャンプ場に来るんですけど、そういう人たちが猟師の私たちに向かって「殺生は・・・」と言うけど、人間が移動している限りは、その道中で虫を踏み潰しているでしょうし、石油を使うということは石油を掘削するために海洋生物を殺していると思うんです。それで、そのお客さんがキャンプ場で牛肉を焼くんですけど、牛肉というのはもともと牛に虫が寄生していたけど、虫下しのためにイベルメクチンという駆虫剤を投与し始めたがゆえに、牛糞の中に含まれていたダイコクコガネという糞虫が本州では絶滅状態にあって。
休日に車を走らせてキャンプ場で牛肉を食べて「自然の中は良い」「自然が好き」って言ってるだけなのに、ものすごく多くの生き物を殺してると思うんです。これにみんな気づけてなくて。
私が師匠だと思っている服部文祥さんと山に行った時に、ちょっとのゴミが出たのを服部さんが火の中にポッとくべたから、
東出「服部さん、そのゴミ持ち帰らなくていいんですか?」 服部「これくらいのゴミだったら火が全部消し去る、自然か浄化する。でっくん、考えてみろ。東京のビル群なんて100年後200年後みんなゴミだぞ」って言ったんです。
そうだなと思って。今、田舎に住んでるんですけど、鉄筋コンクリートを使って昔作られた昭和30〜40年大の廃屋は誰も手が触れられない。作る時よりも壊す時の労力の方が大変だから。そう考えたらこの東京のビル群も50年後100年後の孫とかひ孫の世代には全部高いゴミになるのかと思ったら、、、
人間の肥大するこの欲求とか、つくるっていう経済発展とかいうのが、どれだけ環境負荷なんだろうと思うんです。
この現代人の気づかない“ぬるい毒”みたいなものをお二人はどう考えますが?

関野吉晴さん
さっきの牛肉の話ですが、ハンバーグコネクションってご存知ですか?
アメリカで育てた牛肉が高いので、それで中南米の森を焼いて牛を飼っているわけです。これはファーストフードでハンバーガーを安く売るために。南米の熱帯雨林を壊した方が安いハンバーガを作れるからです。実は牛のかわりに大豆を育てるとタンパク質を含めて大体16倍の栄養価が摂れるらしいんですよ。だから牛を育てるよりも大豆育てる方がいいわけですよ。そういうことを考えると、一番見習わなきゃいけないのが先住民なんですよ。なんでかっていうと、彼らは焼畑をやっているんですよ。日本で焼畑というと害悪の中心みたいなことを言われていて、昔、ある石油会社が東南アジアの焼畑をやめさせて米作りをさせて土地の人に米を食わせるなんていうキャンペーンをやってたんです。焼畑なんて害悪でとんでもないことでということで、特に先住民の焼畑というのはアマゾンに行くと森の中に入るとあることに気がつくんです。同じ木が見つからないんです。ヤシは見つかるけど、ヤシも2000種類ぐらいあるんですよ。それはなぜかというと、熱帯の土壌って御大の日本の土壌よりも貧しいんです。1.5倍ぐらい温帯の方が豊かなんです。その貧しい土地に上から見ると木がモコモコしてるから豊かだと思うんですよ。でも貧しいから色々な木が生えていて、モコモコしていないと強い雨足と日差しで養分が昇華しちゃうんです。だから、地面に雨足とか日差しが届かないようにするためにモコモコしているんです。いろんな木が生えていることによって根の張り方も違うし必要な成分が違うから争わなくていいんですね。
実は先住民の焼畑はそれを真似しているんです。木は切るけど全部は切らず、日陰を作っていくようにするし、あとは混植なんです。バナナばっかりとかコーヒーばっかりとかそんなことはせず、それはアマゾンの生殖を真似しているんです。焼畑して、別のところ行ってそこでも焼畑やって、そして何年か経って戻ってくるとそこは原生林に近くなっているんですね。ですから、彼らは焼畑をやることによって決して熱帯雨林を壊してこなかったんです。
それに対するのがプランテーションなんです。プランテーションは、まず焼畑までは同じです。その次にやるのが実はバナナばっかり、あるいはカカオばっかり、そういう単作農業です。それで2年経つと地味が衰えるけど、でももう焼畑やっちゃって勿体無いからって、農薬や化学肥料をバンバンやるわけです。決定的に違うのは、アマゾンの人たちの焼畑はそこで食べて、そこでうんこをして、死体もそこで埋めて、養分は外に持って行かないんです。全部うんこと死体とゴミで還している。だから地味は衰えないんです。プランテーションは何のために作っているかというと、売るためなんです。そこの養分も水も全部持って行くんですよ。だから、最後はラテライト(紅土)になって砂漠化するんです。
ある植物学者がアマゾンの先住民のことを誰よりも植物生態学のことを知っているんじゃないかと言っている。

伊沢正名さん
だから焼畑って新陳代謝なんですよね。人間もうんこして死体を埋めて、ちゃんと食べて奪ったものを還しているんですよ。そして、新しい木が生えて焼畑をやめて、移動すれば新しい木が生えてくる。栄養はプラスマイナスゼロになって、新陳代謝でしかないんですよね。
でも今の人間世界がやっている西洋的な破壊は奪うばかりなんですよ。そこが決定的に違うんですよね。

関野吉晴さん
生きるために焼畑をするとか、生きるために狩るとかのように、生きるためと商売のためって全然違ってくるんですよ。だから、生きるためにやっている限りならたかが知れてるんですよ。だから、自然を壊さないで生きていけるんですよ。それは、北極圏の人たちもアフリカの人たちもみんな同じです。
でも、経済のために、売るためにやると、必要以上に作っちゃうわけです。そうすると自然を破壊してくるんですよね。

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