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👂地図屋の耳勉強集 仕事中毒は幻想だ

地図屋
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いらっしゃいませ 地図屋でございます。

私は毎日“耳強”をしております。“ながら”勉強できる耳勉強は最高の自己投資です💪😊✨

 今回はPIVOTチャンネルさんの▶️【仕事中毒は幻想だ】からの学びをまとめさせていただきました。

 こちらの動画は同じくPIVOTチャンネルさんの▶️【ドーパミン中毒】の続編になります。前回はデジタルが私たちにもたらすもの、その危険性を学びました。今回はその続きの話と、そして仕事も中毒になるというお話です😳これは仕事をしている人たちには必聴必見の動画ではないでしょうか🤔

“学ぶ”ということは自分の人生を豊かにすることです。それが夢を叶える力になります。

一緒に耳から勉強して、夢を叶えましょう👂✨

👂耳勉強 【 仕事中毒は幻想だ  】

地図屋
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👂今回の耳勉強は

PIVOTさんの【 仕事中毒は幻想だ  】

最も学んだこと💮

・デジタルの功罪

 デジタル革命は私たちの生活に多くの素晴らしいものをもたらしてきた。時差帯や海を超えて会話をできたり、アイデアのやり取りが行えることも素晴らしいことである。

 ただ、強力なツールは強力なドラッグにもなり得るという事実を留意する必要がある。

 スクリーン上で動く画像やデバイスそのものが脳の中で、ドラッグやアルコールの影響がある場所と同じ場所でドーパミンを放出しているのである。脳を過剰にデジタルメディアにさらすと、神経適応が起きてドーパミン不足の状態に陥る可能性がある。そうなるとうつ状態や不安、全体的な絶望感デジタルメディアの衝動的な過剰使用、つまり依存が悪化する可能性がある。ポルノ、マスターベーション、ビデオゲーム、買い物、ソーシャルメディア、Youtube番組など、人によってそれぞれ影響を受けやすいものがある。

 テクノロジーはあらゆる素晴らしいものをもたらしてくれる一方で、間違いなくネガティブな部分もあるという認識を得る必要がある。そして、どうすればテクノロジーと健全な関係を築くことができるのかを考えるなければならない。

 それは、テクノロジーを排除することであったり、手元に置かないようにしようということではない。現代の生活を送っている大半の人々にとって非現実的なことだからである。しかし、消費を減らす、量を減らす必要があるのは確かである。使う頻度を減らし、1日のうちどこかで、あるいは、1週間に数日はデバイス・フリーになる必要がある。そうしなければ私たちは心理的・生理的なバランスを崩すことになり、それがメンタルヘルスの危機や全体的な絶望感につながりかねない。

・転換点に達している

 子どもがスマホを使っていることを保護者が心配する。それが“気づき”の始まりなっていく。そこから議論が広がり、人々は自分自身が自分の望んでない方法でデバイスを使っていることに気づき始め、それでもそれを変えられないこと、あるいは変えるのが難しいことに気づく。そしてまた重要なのは、これが個人の問題、生物学的な兆候であると同時に、集団としての問題でもあることである。

 私たちがデジタルデバイスやデジタルメディアの消費行動を変えることはとても難しいのである。学校では子どもたちがデバイスを使うことが期待され、職場でもデバイスを使うことが期待されているのである。成功したければ24時間365日アクセスできることが求められ、目の前にある全てについて、常に最新の情報を持っていることが期待されている。

 私たちは集団として「より多い」ことが常に「より良い」ことを意味するわけではないこと、そして、私たちがある種の転換点に達していることを認識する必要がある。

・豊かさそのものがストレス要因

 アメリカではきわめて深刻なメンタルヘルスの危機が発生している。うつ病を羅患する人の割合が増え、不安症を抱える人の割合も増えている。自殺率においては史上最悪の水準に達している。人々が大きな不幸を感じて自ら命を経っているということはとても恐ろしいことであり、どうしてこのような恐ろしいことが起こっているのかという議論になっている。

 どうして若者たちは自ら命を経っているのか、とりわけ絶対的な富や特権、チャンスを手にしている人々の自殺を考えた時、一体何が起きているのか?

アンナ教授の著書が共感を呼んだのは

“豊かさそのものがストレス要因になり得る”という考え方である。私たちはあらゆる「いいもの」を手にしているが、それが多すぎると「悪いもの」になるのである。

 私たちは何百万年という時間の中で苦痛に対処するように進化してきた。そして、私たちは「追い求める者」である。古来からある快楽と苦痛の処理を行うためのメカニズムは、“快楽を得るたびにその代償を払う”というものなのである。その代償が気分の落ち込みである。

 母なる自然は、私たちを究極の「追い求める者」にし、決して満足することなく、常にもっと多くを欲しがるようにした。これは資源が欠乏している世界においては素晴らしいシステムだが、資源が過剰にある世界においてはあまり良くないシステムなのである。

 豊かさと利便性、そして日常生活の「ドラッグ化」が実際に私たちに害をもたらしているのだという認識が必要なのである。

・ドーパミン断食

 たとえば、「コーヒーを飲むのをやめる」「アルコールをやめる」「喫煙をやめる」と言うのは簡単だが、実際にそれを実行することはとても辛いことでありとても恐ろしいことでもある。

 生物学的には理にかなっており、快楽が続くと人間の身体は苦痛でバランスをとる。バランスの快楽側から報酬を取り除くと、苦痛側に集まったグレムリンたちが私たちを苦痛の側に叩きつけ、私たちは離脱症状に陥りる。しかし、アンナ教授は「10日間から14日間は急性の離脱症状に陥る、惨めな気分になる。でもそれは限られた期間だけだ。」と備えをしておけば、それが克服の助けになると述べている。

 アンナ教授が推奨しているのは30日間のドーパミン断食で、自分の生活の中で本当に問題になっている物質や行動1つを選ぶ方法である。全てをやめるわけではなく、本当に問題を引き起こしているもので、やめたい、量を減らしたいと思っているものを1つか2つ選んで30日間それを排除する方法である。なぜ30日?かというと、それが「人々が実行するのが現実的に可能な時間」の目安だからである。そして30日間は報酬回路のリセットにかかる平均的な時間でもある。

 アンナ教授は患者に、最初の10日から14日は離脱症状を経験するからとてもつらいことを伝えている。しかし、そこを乗り越えることができたら、3週間目、4週間目には気分が良くなり、光が見えてくる、最初の2週間よりもいい状態になるというだけでなく、長い間感じていなかったような気分の良さを感じることができると伝えている。

 ただし、この断食には幾つかの注意点がある。アルコールやオピオイド、ベンゾジアゼピンなどの物質からの命に関わる離脱症状のリスクがある人にはこのやり方は勧めない。そのような状況にある場合は薬物依存を専門とする医師を探して、医師の監視のもとにデトックスを行うべきである。

 多くの人は命に関わるような結果を招くことなく、自分で選んだ「ドラッグ」を30日間断つことができる。たとえばビデオゲーム依存などの行動依存症の場合は、30日間ビデオゲームをやめてもらう。ツイッター依存の場合は、30日間ツイッターをやめてもらう。ポルノやマスターベーションに依存している人には自分や他の人とのオーガズムを30日間断ってもらう。

 ドーパミン断食の30日間プログラムは、大半の人が本当にやりたいと決心したら一人でもおこなえる。しかし、特定のドラッグへの強い依存症の人は医師の助けを求めるべきである。

 一般のどんな人も他の人と一緒にやった方が楽におこなえる。自分と同じような問題に苦しんでいるほかの人々を見つけ、一緒にプロジェクトを実行する。多くの人が自分の行動を恥じる気持ちを持っており、他の人に話すことをためらう。アンナ教授は人々にオープンであるように促している。誰でも何かしらの悩みはあるからである。

・仕事中毒

 シリコンバレーでは仕事中毒の人がますます増えている。彼らはバランスの苦痛側を圧迫し続けており、外部から称賛を受けている。しかし、どこかの時点で仕事の喜びを失うのである。

 ドーパミンの源がなんであれ、脳はそれに順応するものである。なので、やりすぎると効果がなくなって衝動的な渇望感のループに陥るのである。

 アンナ教授は、仕事中毒の人の場合にもドーパミン断食を勧めている。「これだけの期間、仕事を休むことができますか?」と。多くの人は30日まるまる休むことはできないが、「では1週間はどうでしょう?2週間ではどうでしょう?」と尋ね、そして彼らにその期間中は一切仕事をしないように促す。

 デバイスもスマホも持ち込まないようにし、仕事とのつながりを断つようにしている。こうすることによって、自分の生活において仕事が果たしている役割を認識するだけでなく、機会費用を認識することもできるように促している。仕事にあまりに多くの時間を費やしているために、それと引き換えに失っているものは何かとを認識することである。仕事そのものが「ドラッグ化」されより強力な作用を持ち、よりアクセスしやすく、ますます量が増えているのを認識するのも重要である。

 その原因は各種デバイスだけでなく、さまざまな恩恵やボーナス、ストックオプション、賞、称賛や名声なども原因である。

 私たちが真に認識すべきは、

これは短期的には「いい気持ち」だが、長期的には私たちの多くが望んでいるものではないということである。

 なので、仕事で優秀さを追求することや、仕事に誇りを持つのはいいのだが、そのバランスを見出すことがとても大切なのである。

・バランスを取るべき適切なタイミング

 依存症とは、薬害や仕事などの行動が自身や他の人々に害を及ぼしているにもかかわらず、やめられずに使用をやり続けることである。

「やめたいのにやめられない 減らせない」

「リラックスしたいのにできない」

「アルコールを飲みたくないのに飲むのをやめられない」

 このような衝動的な行動であり、自身や周囲の人に害を及ぼす域に達する行動でもある。その害は分かりにくく、見えにくいものでもある可能性がある。単に、普段よりも気分が落ち込んだり、より不安になったりするだけの場合もある。あるいは、1つの薬物や行動にばかり注意が向いて、ほかのことが一切楽しくない、何もしない、やる気が起きない状態かもしれない。人によってその結果や機会費用は異なるのである。一方で、健康に害が及ぼすこともあり得る。心や体の健康に害が及んだり、人間関係、学校や仕事に害が及んだりすることもあり得る。あらゆることが衝動的な行動の結果として起こり得る。

 私たちの文化は仕事中毒を後押しする文化なのである。現代のヒーロは仕事中毒の人々である。彼らはとても独特で、他の人とは異なる次元の人生を手に入れ、大金を稼ぎ、有名になり、権力を手にする。アンナ教授のクリニックでは仕事中毒の患者を診ているが、多くのヒーローはその裏で大きな苦痛や悩みを抱えている。

 そしてある時点で仕事は彼らにとってやりがいのあるものではなくなり、虚しさを感じ始める。こんな報酬も、さらに高い報酬も手にして、それでもすぐにそうした報酬を得ても一切ドーパミンの増加が得られなくなるのである。そうなると、彼らは「自分の人生に他に何もない」状態に直面するのである。全てを仕事に注ぎ込んできたのに、仕事が以前のようにドーパミンの報酬をもたらしてくれなくなったからである。これは離脱状態に突入したのである。耐性が増してしまい、全てが崩れてしまったからである。

 なので、『仕事を通じてドーパミンを追い求める前に、そうするとどうなるかを認識しておくのが良い』とアンナ教授は述べている。

 自分に問いかけてみることである。自分が死の床について振り返った時、「人生のすべてを仕事に費やしたのか」と本当に言いたいだろうか。その価値を認めてくれる人がいるのだろうか、と。

 最終的に自分の人生を本当に豊かにしてくれるものにしてくれるものは?人間歓関係やスピリチュアルな活動を通して得られるより実体のない報酬はどこにあるのだろうか?と。

だからといって、仕事を楽しむべきではない、とか、優秀さを追求すべきではない、と言っている訳ではない。

 

 ただバランスが必要なのである。

end👂

今回の耳勉強を振り返って・・・

 前回の動画に続き、アンナ教授のお話を聞かせていただきましたが、なにかとてもすごい時代を生きているのだな、というのが感想です。この投稿をしたこの頃は、選挙でSNSが使われたり、SNSや情報によってあの大物アイドルの方が引退を表明した時期でした。今回の耳勉強の内容と通じるところがあるように私は感じています。

 デジタルや情報社会が加速していくなかで、私たちは、私たちの中にはとても恐ろしいことが起こっているのではないでしょうか。このまま、欲というか本能というか、その何かによって私たちは動かされ続けるのでしょうか。本当にそれで良いのでしょうか。

 私は、この投稿をした2025年の初めからスマホデトックスをやり始めました。それによって手に入れた豊かな時間や感覚に幸せに感じています。デジタルの中ではない、今、自分が見ている、向き合っている、感じているもの、関わる人たちに、脱臭せず、加工せず、そのものの自分で生きていくことを大切だと思い、過ごしています。そんな今の私の記録をここに残し、そして歩んでいった時に、またこの自分の記録に出会った自分がどう思うのか、どんな自分になっているかを楽しみにしています。

 このような貴重な動画・機会をつくっていただいたPIVOTの皆さま、そしてアンナ教授に感謝しております。引き続き学ばさせていただきます😌👂📝

地図屋
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👂今回の耳勉強で紹介された書籍はコチラ🫱 📙

アンナ・レンブケ先生の『ドーパミン中毒』

地図屋
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今回の耳勉強の前編となる動画はコチラ🫱 👂

PIVOTチャンネルさんの【 ドーパミン中毒 】

地図屋
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本日もご来店ありがとうございました。

毎日が皆様にとって素敵な日になりますように

それでは

Have a nice dream day.🎫✈️

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